【費用激安】TESOLサーティフィケートをオンラインで日本にいながら取得した話

「TESOLのオンラインコースってどんな感じ?」

「TESOLのオンラインコースって、費用はどれぐらいかかるの?」

この記事では、実際にオンラインでTESOLサーティフィケートを取得した私が、オンラインTESOLコースの費用や感想をお話します。

TESOLとは?

この記事を読んでいる人のほとんどは既にご存知かと思いますが、念のため。

  1. ひと口にTESOLといっても実は様々
  2. TESOLサーティフィケートを取るなら120時間以上のコース
  3. TESOLとTEFLの違い

1. ひと口にTESOLといっても実は様々

TESOL(テソル、ティーソル)は、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略。

つまり、英語を母国語としない人にどのように英語を教えたらいいか? を学ぶ「英語教授法」を指します。

主にネイティブ英語講師が、自国に住む非ネイティブに英語を教えるとか、非英語圏に行って外国語として英語を教える、なんて場合の教え方ですね。

えいさら
えいさら

正確に言うとTESOLは資格ではなく「学問分野」を指す言葉

調べてみて分かったのは、ひと口に「TESOLを取る」といっても、取るのに必要な学習期間や与えられる証明は様々ということ。

最もガチな「TESOLを取る」は、海外の大学院で2~3年かけてTESOLの修士号・博士号を取得するパターン。

私の「TESOLを取る」は、TESOLを120時間勉強してサーティフィケート(修了証)をもらうというお手軽なほうです。

2. TESOLサーティフィケートを取るなら120時間以上のコース

で、このTESOLサーティフィケートを取れるコースも様々。

海外の権威ある大学が開いている高額なものもあれば、よくわからない企業や団体が提供している安価なものまで、本当に色々あります。

主な違いとしては、

  • 対面かオンラインか
  • 模擬授業(実技)がある・ない
  • 授業時間数の違い
  • どの認証団体の認証を受けているか

こんな感じですね。

中にはたった20~30時間でサーティフィケートが取れる、なんていうコースもあります。

なお、海外のTESOL関係のサイトを見ていると、対面かオンラインか、実技があるかないかの違いでサーティフィケートの価値が変わるわけではないようです。

えいさら
えいさら

TESOLサーティフィケートは英語講師を目指す人なら持っていて当然なもの、雇う側もわざわざコース内容を精査するほど重要視していない、と感じました

ただし、コースの時間数だけは重要なようで、サーティフィケートの価値が認められるのは120時間以上のコース

この点はどのサイトでも同じことが書かれていたので、私も120時間コースにしました。

3. TESOLとTEFLの違い

ちなみにTESOLと似たような用語に「TEFL」というものがあります。

このTEFL(テフル・ティーフル)は、Teaching English as a Foreign Languageの略で、外国語として英語を教える教授法のこと。

例えば日本人にとって英語は外国語ですので、日本人に英語を教える場合も当てはまりますね。

これが例えば米国に移民してきたメキシコの人の場合だと、英語は彼らにとって外国語ではなく自国(米国)の言語になりますので、TEFLではなくTESOLの方に当てはまることになります。

まあ、実際のところTESOLとTEFLはあまり区別されずに使われているようですが、厳密に言えば、

TESOL

英語圏での日常生活で、とにかく英語でコミュニケーションがとれるようにする。例えば買い物に行く、レストランで注文するなど。

TEFL

学校の授業で、英語を学問として教える方法(理科や社会のようなひとつの科目という感じ)。文法・語彙などに焦点をあてる。

という違いがあるようです。

参考 What's the Difference Between TEFL & TESOL?Go Oversea

で、TESOLとTEFL、日本だとどっちがポピュラーなのか?

英会話教室が出している外国人英語講師の求人の応募要件を調査してみました。

応募要件求人件数
TESOL・TEFLどちらでも可16
TESOL4
TEFL0

求人の8割はTESOL・TEFLどちらでも可、残り2割はTESOLのみが要件となっていました。

ということで、日本でもTESOL・TEFLはほとんど区別されずに使われているようですが、強いて言えばTESOLの方がやや優勢といったところでしょうか。

ITTの120時間TEFL/TESOLコースを選んだ2つの理由

私が選んだオンラインTESOLコースは、International TEFL and TESOL(ITT)の120時間コース。

修了すると、TEFLかTESOLの好きな方のサーティフィケートがもらえる、というヤツです。

このコースを選んだ理由は、

  1. とにかく費用が安い
  2. 認定団体から認定されている

この2つです。

1. とにかく費用が安い

International TEFL and TESOL(ITT)のオンラインコースを選んだ一つ目の理由は、とにかく費用が安いこと。

例えば、TESOLでググると真っ先に出てくるインテソルジャパンの150時間オンライン講座は63,500円(税込)。

カナダの大学と連携しているバンクーバー留学センターだと6週間のオンラインTESOLコースが目安として1,350カナダドル程度(11万円程度)。

やはり日本の代理店やあっせん業者を通すとちょっと高くつく模様。

ところが、海外のオンラインTESOLコースのランキングサイトを見ると、わずか200~300米ドル程度(2~3万円台)でサーティフィケートが取れるコースが結構あるんですよね。

その中でも特に激安だったのが、私が選んだInternational TEFL and TESOL(ITT)。

ITTの120時間コースは、なんとたったの119米ドル(1万円ちょっと)です。

まあ、最終的にはちょっとした落とし穴があって総額158米ドル(17,000円程度)になりましたが…

えいさら
えいさら

それでもかなり安い

2. 認定団体から認定されている

International TEFL and TESOL(ITT)のオンラインコースを選んだ一つ目の理由は、TEFL/TESOLの認定団体から認定されていること。

これは、権威ある第三者機関が、TESOLコース提供者が一定の基準をクリアしていることを認めるというものですので、サーティフィケートの信頼性が高まります。

ただ、この認定団体も世界にひとつではなく、さらに認定基準も統一されていない模様。

私が選んだITTは、International TEFL/TESOL Accreditation Council(国際TEFL/TESOL認定評議会)という機関から認定を受けていますが、正直この機関の権威がどの程度なのかは残念ながらわかりません…

いずれにしてもオンラインTESOLコースを選ぶ際は、第三者機関から認定されているかどうかチェックすることをオススメします。

ITTのオンライン120時間TESOLコースの感想

では、ここからはITTの120時間TESOLコースをオンラインで受講してみた感想をお話しします。

なお、私は30時間ぐらいでコースを修了しました。

毎日1時間取り組めば、1ヶ月程度で終えられる計算ですね。

  1. 理解度確認テストの難易度は低め
  2. 課題はけっこう骨が折れる
  3. 模擬授業(実技)はない
  4. レッスン教材の動画がオリジナルではない
  5. TESOLサーティフィケートをもらうには追加料金が必要
  6. レッスン終了から約1時間にサーティフィケート発行、スコアは自動判定

1. 理解度確認テストの難易度は低め

ITTの120時間オンラインTESOLコースは、13のモジュール(部品)で構成されています。

  • Module 1 Essay Writing
  • Module 2 Grammar for Beginners and Advanced
  • Module 3 Reading with phonics
  • Module 4 Lesson Planning and Classroom Management
  • Module 5 Classroom Management
  • Module 6 Online Teaching
  • Module 7 How to teach listening skills
  • Module 8 How to teach speaking to beginners
  • Module 9 Motivating Students
  • Module 10 How to get a job
  • Module 11 Business English
  • Module 12 Resume Writing
  • Module 13 Academic Writing

各モジュールはさらに1~4つ程度のレッスンで構成されていて、節目ごとにレッスン内容の理解度を確認するテストがあります。

確認テストは、レッスンで使われた動画やテキストの内容がほぼそのまま出題されますので、難易度は低め。

もちろん動画やテキストを理解できる英語力は必要

2. 課題はけっこう骨が折れる

モジュールによっては、確認テスト以外に課題の提出が求められます。

この課題はけっこう骨が折れます。

提出する課題は2つ。

(1) 英語エッセイ

まず、いきなり最初のModule 1で出される500~1,000語の英語エッセイ。

内容は、

  • 10年後どんな人生を歩んでいたいか
  • 就職したい先
  • 出身地
  • 学歴

など。

英文エッセイを書きなれていない上、1,000語書く必要があると勘違いしてしまい、かなり苦労しました。

えいさら
えいさら

500~1,000語という説明を見逃してた

なお、ITTでは英語講師の仕事紹介も行っており、提出したエッセイは仕事のマッチングにも使われるようです。

(2) レッスンプラン作成

もうひとつの課題は、1週間分(5日分)のレッスンプランの作成。

想定する生徒のレベルやレッスンの内容は問われません。

アジアのほとんどの国ではレッスンプランの作成にWordが使われるので、Wordを使った実践練習という意味合いが強いようです。

この記事を読んでいる人の中に「英会話レッスンを受けたことない!」という人は多分いないと思いますが、もし受けたことが無い人だと、何をレッスンのテーマにするかなどをスゴく悩むかもしれませんね…

5日分のテーマさえ決めてしまえば、あとはサンプルを見ながら決められたフォーマットに落とし込むだけなんですが、まあ英語講師をしたことがない私にはなかなか大変でしたw

3. 模擬授業(実技)はない

TESOLコースでは模擬授業(実技)を行うものも多いですが、私が受けたオンラインコースにはそのような実技がありません。

『実技がないサーティフィケートは世間に認められないんじゃないだろうか…?』

という不安がありましたが、先ほどお話したとおり実技があるかないかでサーティフィケートの価値が変わるわけではないようですので、それを信じることにしましたw

4. レッスン教材の動画がオリジナルではない

ITTのオンラインコースでは各レッスンに動画が使われていますが、そのほとんどはITTのオリジナルではありません。

Most of the videos in the course are from our YouTube partners and if you want to subscribe to any of their channels, please ask your tutor and they will send you the link, thank you.

ITT

ということで、コース内の動画は主にYouTubeで配信されているものを使っているようです。

つまりは、YouTuberをパートナーにして既存の動画を使うことで格安料金を実現しているんでしょうね。

えいさら
えいさら

悪く言えば寄せ集め

そのためか、レッスンによっては動画とテキストの内容が若干ズレているように感じる時がありました。

ただ誤解の無いように補足しておくと、動画自体は実際に各国で活躍している人気英語講師が制作しているものなので、内容そのものは実戦的で興味深いものが多いですよ。

5. TESOLサーティフィケートをもらうには追加料金が必要

レッスンを全部終えて、サーティフィケートの発行を申請する段階で判明したのですが、TESOLサーティフィケートをもらうには追加料金が必要。

公式サイトには、

Choose TESOL or TEFL certificate at the end of the course

つまり、修了証はTESOLかTEFLのいずれかを選べる、と書かれています。

しかしコース修了時にITTから来た案内は、

  • 発行されるのはTEFLの修了証
  • TESOLも欲しかったら39ドルの追加料金で発行しますよ

というもの。

ちょっとイラっとしつつも、

『39ドルなら両方もらっちゃおう!』

ということで、特にクレームや交渉はせず追加料金を払ってTESOL・TEFL両方のサーティフィケートをもらったんですが、

「TESOLだけでいい。TEFLはいらん」

と目的がはっきりしている人は、コースに申し込む際この点をしっかり確認しておいたほうがいいですね…

レッスン終了から約1時間にサーティフィケート発行、スコアは自動判定

ITTに全レッスン終了の連絡をしてからわずか1時間程度でサーティフィケートが届きました。

サーティフィケートには、最終スコアが記載されたトランスクリプト(成績証明書)がついてきます。

私は94%でした。

スコア判定があまりにも早いので、スコアがどのように決定されるのか気になったので、ITTに聞いてみたところ、

ということで、どうやら人ではなくAIか何かが自動判定している模様。

もしかするとコース修了のチェックに人の目をまったく介していない可能性もありますが、これも激安料金を実現できるポイントのひとつなんでしょうね。

ちなみにITTにはチャット機能を使って聞いたのですが、このチャット機能が素晴らしく、何か質問するとほぼリアルタイムで返事がきます。

▼私が受けたITTの公式サイトはこちら

ITT International TEFL and TESOL LTD

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