英英辞典のメリット|英語学習初心者にオススメなのはコレ!

「英英辞典って英語の勉強に効果があるの?」

 

「英英辞典を買っても、どうせ使わなそう」

 

「英語がわからないから辞書を引くのに、英語を英語で説明されてもわかるかよ」

英語の勉強を始めた頃の私も、完全にそう思っていました。

でも、英英辞典には英語を身につける上で様々なメリットがあります。

私自身、今となっては英単語の意味を調べるのに英英辞典を引かずにはいられません(笑)

 

ただ、英英辞典は自分の英語力にあったものを選ぶ必要があります。

ここで選択を間違ってしまうと、

「やっぱり英英辞典は無理!」

となってしまいます。

 

この記事では、英英辞典を英語の勉強に取り入れることのメリット、そして英語学習初心者にオススメの英英辞典を紹介します。

英英辞典を英語の勉強に取り入れるメリット

英英辞典には、『英和』辞典だけでは得られないメリットがたくさんあります。

ここでは、英英辞典を英語の勉強に取り入れることで得られる3つのメリットをお話しします。

英英辞典のメリット1:英語本来のニュアンスを理解できる

英単語の意味を「ぱっ」と知りたいときに手っ取り早いのは、もちろん日本語で書かれた英和辞典です。

でも、英語と日本語は全く違う2つの言語。

英単語の意味を日本語に置き換えるのには限界があり、意味にちょっとしたズレがある場合があります。

 

そして、そのズレを埋めてくれるのが英英辞典です。

つまり、

  • 英単語本来のニュアンスがわかり、
  • ネイティブスピーカーの感覚により近づくことができる

これが、英英辞典のメリットの1つです。

例1) carは自動車?

例えば、英語のcarは日本語で『クルマ』『自動車』。

日本語の『自動車』には、4~5人乗りのクルマ(乗用車)のほか、

  • 大型の乗合自動車(バス)
  • 貨物自動車(トラック)

といった大型の自動車も含まれますよね。

しかし、このcarを英英辞典で調べてみると、

a vehicle with four wheels and an engine, that can carry a small number of passengersロングマン現代英英辞典

『4つの車輪とエンジンが付いた車両で、少人数を乗せることができるもの』

と書かれています。

つまり、日本語の『自動車』とは違い、英語のcarには大型バスや貨物自動車は含まれません

このように、英英辞典を使うことで、日本語と英語のちょっとした意味のズレに気づくことができます。

例2) 似たような意味の英単語

また、英語を学習していると、似たような意味の英単語にたくさん出会いますよね。

こういった英単語を英和辞典で調べてみると、同じ意味が書かれていて、違いが良くわからない時があります。

例えば、protect、conserve、preserveはどれも『~を守る』という意味です。

このような、一見して意味が同じ英単語のニュアンスの違いを知りたい時は、英英辞典の出番です。

英和辞典だけでは良くわからなかった、英単語が持つ微妙なニュアンスや使い方の違いを知ることができます。

>>protect、conserve、preserveの意味の違いって?

英英辞典のメリット2:英語を英語のまま理解する力がつく

スムーズな英会話ができるようになるには、日本語を介さずに英語を英語のまま理解することが大切です。

その点、英英辞典なら、日本語をまったく介しませんので、英語を英語のまま理解する力を身につけることができます。

英語を英語のまま理解するとは?

例えば英会話で、先ほど例に出したcarという英単語が耳に入ってきたとします。

●car(英語)

 ↓
●クルマ・自動車(日本語)

このように、いちど日本語に訳してから理解していると、とても会話のスピードには付いていけません。

carと聞いたら、

●car(英語)

このように、日本語を介さなくても、すぐにクルマの絵がイメージできる。

これが、英語を英語のまま理解するということになります。

英和辞典だと日本語を介してしまう

英単語の意味がわからない時に、すぐに日本語で答えを出してくれる英和辞典は確かに便利ですよね。

でも、英和辞典だと、どうしても日本語を介した日英翻訳になってしまいます。

この点、英英辞典なら、当たり前ですが英語だけで単語の意味が書かれていますので、こういった日英翻訳グセをオフにすることができます。

英英辞典のメリット3:英語を理解できる喜びが感じられる

ちょっと精神論っぽい理由になりますが、

英英辞典を使うことで、英語を理解できる喜びが感じれらます。

 

先ほどから例に上げているcarの意味を、あらためて読んでみて下さい。

a vehicle with four wheels and an engine, that can carry a small number of passengers

・・・どうでしょうか?

そんなに難しい英単語は使われていませんよね?

英英辞典に抵抗があったあなたも「私、意外と英語読めるかも」と思ったのではないでしょうか。

えいさら

上の例で使ったロングマン現代英英辞典は、英語学習者向けに作られた英英辞典です

ロングマンでは、英語学習者が内容を理解しやすいように、英単語の意味の説明に使われる語彙数をたった2,000語に制限してます。

この2,000語は、英検3級(中学卒業程度)よりちょっと上といった程度のレベルです。

英英辞典って意外にとっつきやすそうだなと感じませんか?

英語学習者向けの英英辞典なら、

「英語で英単語の意味を理解できた!」

英語を理解できる喜びを感じることができます

そして、このような成功体験を繰り返すことが、英語に対する苦手意識の解消、学習を続けるモチベーションにも繋がってきます。

英和辞典・英英辞典の両方のメリットを得る

ここまで、英英辞典のメリットをお話ししてきました。

でも、日本語ペラペラの私たちにとって、日本語で書かれた英和辞典で調べるほうが、どう考えても手っ取り早いですよね。

英語学習者は効率も大切。

ですので、「英英辞典だけで勉強する!」と極端な方向に走る必要はないかと思います。

私たちが持っている世界トップレベルの日本語能力を生かし、英和辞典もどんどん使って学習効率を上げるべきでしょう。

英語学習初心者にオススメの英英辞典はコレ!

「英英辞典を使うメリットは何となくわかった」

「でも、英語学習初心者はどの英英辞典を選べばいいの?」

 

英語学習初心者にオススメできる英英辞典はズバリ、この記事で既に取り上げたロングマン現代英英辞典です。

以下、このロングマン現代英英辞典をオススメする2つの理由をお話ししたいと思います。

>>iPhone用アプリ版Android用アプリ版

1. ロングマンは英語学習者向けに作られた英英辞典

英英辞書には、大きく分けて以下の2種類があります。

  1. ネイティブ向けの英英辞
  2. 英語学習者向けの英語辞書

1は、文字どおり英語を母国語とするネイティブスピーカー向けのものです。

2は、私たちのように英語を学習しているノンネイティブ(英語が母国語ではない人)向けに作られているものです。

この2つの英英辞典の大きな違いは、英単語の意味(語義)の説明に使われている語彙の数にあります。

 

英語学習者向けの英英辞典は、英語を母国語としない人たちが理解しやすいように、意味の説明に使う語彙を制限しています。

ロングマン現代英英辞典は、この英語学習者向けの辞書になります。

そのため、英単語の意味が、とてもやさしい英語で書かれています。

 

ここで、英語学習者が語彙制限の無い「ネイティブ向け」の辞書を選んでしまうと、

  1. 単語を調べる
  2. 単語の説明に意味がわからない別な単語がでてくる
  3. 今度はその単語を調べる
  4. その単語の説明にまた意味がわからない単語が出てくる
  5. 以下くりかえし

という無限ループに陥ります。

これだと、確実に英英辞典が嫌いになってしまいます(笑)

えいさら

2. ロングマンは英語学習者向けの英英辞典で一番やさしい

理由1の延長線上の話になってしまいますが・・・

ロングマン現代英英辞典は、英語学習者向け辞典の中で最もやさしく書かれた英英辞典です。

2大英英辞典比較

英語学習者向け英英辞典で、ロングマンの永遠のライバルとも言えるのが、【オックスフォード現代英英辞典】です。

このオックスフォードは、ロングマンと同じく初版から数十年が経っており、長年に渡って世界中の英語学習者に愛されてきた信頼と実績があります。

英英辞書と聞いて真っ先に名前が上がるのが、このロングマンとオックスフォードではないでしょうか。

 

この永遠のライバル、ロングマンとオックスフォードの主なスペックを比べてみると、

仕様ロングマンオックスフォード
収録語数約23万語約18万語
例文数約17万約12万
使用語彙数2,000語3,000語

まず、【収録語数】【例文数】の2つの項目で、私がおススメするロングマンが勝っていることがお分かりいただけると思います。

注目すべきは使用語彙数

しかし、一番注目したいのは、最後の使用語彙数です。

この使用語彙数、

  • ロングマン 2,000語
  • オックスフォード 3,000語

となっています。

先ほどお話したとおり、英語学習者向けの英英辞典は、英単語の意味(語義)の説明に使われている語彙の数が制限されています。

つまり、ロングマンで英単語の説明に使われている語彙数は、たった2,000語ということです。

オックスフォードの3,000語と比べると2/3

たった1,000語の違いですが、英語初級~中級者にとって意外とバカにできません

2大英英辞典の語義説明を比較

実際に、ロングマンとオックスフォードの難易度の違いを見てみます。

 

intelligenceは日本語で『知能・理解力・考える力』といった意味です。

これを2つの英英辞典で引いてみます。

 

ロングマン現代英英辞典

the ability to learn, understand, and think about things

オックスフォード現代英英辞典

The ability to acquire and apply knowledge and skills.

 

ロングマンは、ability以外は中学レベルの英単語、

それに対してオックスフォードは、acquireなどそれよりレベルが高い英単語が使われています。

ロングマンの方がよりやさしい英単語で書かれていることがお分かりいただけたと思います

えいさら

2,000語の英単語力ってどの程度?

ところで、ロングマンの使用語彙数2,000語とはどの程度のレベルなのか?

以下の表は、「英語を楽に学びたい」のえいらくさん作成の、英検1~5級それぞれの級に求められる英単語レベルの表です。

英検目安の語彙数
1級14400
準1級8900
2級5100
準2級3000
3級1650
4級1100
5級600

出典:えいらく

これによれば、ロングマンの2,000語レベルは、英検3級(1,650語)にちょっと毛が生えた程度ということになります。

英検3級は中学卒業レベルの検定。

つまり、中学卒業プラスアルファ程度の英単語力があれば、ロングマンをかなり読みこなすことができるということになります。

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英英辞典のメリットと英語学習初心者にオススメの辞典まとめ

英英辞典は敷居が高そうに感じますが、英語学習者向けに作られた辞典なら、それほど難しくありません。

英英辞典には、

  • 英単語本来のニュアンスを理解できる
  • 英語を英語のまま理解できる
  • 英語を理解できる喜びを感じることができる

といった多くのメリットがあります。

 

そして、数ある英英辞典の中から私がオススメするのは、ロングマン現代英英辞典です。

英単語の説明に使われている語彙数がたった2,000語のロングマンなら、中学卒業程度プラスアルファの英単語力があれば、かなり読みこなすことができます。

 

あなたも日頃の英語学習にぜひ英英辞典を取り入れてみてください。

そして、ロングマンなら、始めは苦手意識があっても、その『わかりやすさ』に、きっとロングマンを引かずにはいられなくなります(笑)

以上、英英辞典の導入を迷っているあなたの参考になれば幸いです。

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