『英語 勉強』でググろうとすると、検索候補に出てくるたくさんのネガティブなキーワード。
- 英語 勉強 できない
- 英語 勉強 続かない
- 英語 勉強 つまらない
- 英語 勉強 やる気が出ない
- 英語 勉強 わからない
- 英語 勉強 疲れた
- 英語 勉強 辛い
- 英語 勉強 めんどくさい
- 英語 勉強 やめたい
これを見ると、ほんとたくさんの人が英語勉強のモチベーション維持に苦労していることが分かりますw
そして、この記事にたどり着いた人は、実際に英語の勉強が続かない・疲れた・辛い…きっとそんな悩みを持っているはず。
そんな悩みにぶつかった時は、
- 英語学習の動機を見直してみる
- 学習方法を見直してみる
こういったことで悩みを解決できる場合があります。
ちなみにこの記事を書いた私のスペックは、
- 40代の中年サラリーマン
- 独学でTOEIC930点を取得
- 会社の国際部門に勤務
- ESAC®認定 ジュニア英語学習アドバイザー
- TEFL/TESOL(英語教授法)コース修了
教材レビュー記事には忖度なし
英語学習に必要なモチベーション(動機付け)とは?
いきなりちょっと眠くなりそうな専門的な話になりますがw、言語を学びたいというモチベーション(動機付け)は2種類あります。
カナダの学者、ガードナー&ランバードの研究によると、
- 道具的動機づけ
- 統合的動機づけ
…はい、私はこの時点でもう眠くなりますw
がんばってこの2つをもう少し詳しく説明すると、
1. 道具的動機づけ
なにか他の目標を達成するための手段として英語の勉強をがんばるのは、この道具的動機付けになります。例えば、
- TOEICでハイスコアを取って会社で評価されたい
- 英語力を身に付けていい会社に就職したい
これらは「評価されたい」「就職したい」というのが目標であって、極端な話、英語じゃなくてもいいわけですよね。
英語の習得は、あくまで何かを達成するための道具。
英語をまったく話せなくても生きていける日本では、この道具的動機付けで英語を勉強している人の割合が非常に多いと言われています。
2. 統合的動機付け
自分が英語を話す集団の中に溶け込みたいとか、英語を話す人たちを文化的・精神的に理解したくて英語の勉強をがんばるのが統合的動機付けになります。例えば、
- 英語で人と深くコミュニケーションしたい
- 英語圏の文化をもっと知りたい
- 英語圏に移住してその社会に溶け込みたい
このように、英語が話されているコミュニティへの興味や、自分が英語コミュニティの一員になりたいわけですので、この場合、勉強するのは英語じゃなきゃダメですよね。
英語の勉強で欲しいモチベーションは「統合的動機付け」
ガードナー&ランバードの研究によれば、言語の習得でより高い学習効果が得られるのは2つ目の統合的動機付けを持っている人。
このような人は、英語を話す人たちを理解したいとか英語の文化そのものに興味があるので、やはり英語を勉強するモチベーションは強いですよね。
他方、先ほどもお話ししたとおり、英語を話せなくても困らない日本だと『評価されたい』『就職活動を有利にしたい』といったように、英語力が道具になりがち。
いや、そのようなきっかけで英語の勉強を始めても全然構わないと私は思います。実際私も最初のゴールはTOEICで600点以上取ることでしたので。
TOEIC攻略が楽しくて、それでスコアだけでなく社会的な評価までアップしたら何も言うことありませんよね。
ただ、資格試験が目的の勉強をしていて「つまらない」「やめたい」と感じているなら、
- 英語そのものに興味をもつ
- 英語を母語として話す人たちの文化に興味をもつ
といったように、資格試験とは別の、自分にとっての統合的動機付けをあらためて探してみる。
それによって、英語学習へのより強いモチベーションを得られるかもしれませんよ。
『じゃあどうやって統合的動機付けを見つければいいんだよ?』
という疑問が出てくると思いますが、以下ひとつの例として私自身のモチベーションの変化をお話しします。参考になるかな…?
最短距離で目標達成へ「スピークバディ パーソナルコーチング」やっぱり資格目的の「勉強」だとつまらない・辛い・やめたい
ここからは私の経験をお話したいと思います。
私自身、英語の勉強を始めた時のゴールはTOEICで600点を取ることでした。
英語とは無縁だった私ですが、なぜか会社の国際的な業務に放り込まれ、半ば英語を勉強せざるを得なかったという背景はあります。
いずれにしても「資格のため」「仕事のため」と、英語の勉強を始めたときの私のモチベーションは完全に道具的動機付けですねw
そして、英語そのものに強い興味があったわけではなかったので、やはり英語の勉強が、学校のテスト勉強の延長線上のような感じになっていました。
TOEICでハイスコア取っても英語ペラペラになるわけじゃないことは薄々気づいてたし。
そうすると、楽しさよりも、
- 英語 勉強 つまらない
- 英語 勉強 やる気が出ない
- 英語 勉強 疲れた
- 英語 勉強 辛い
- 英語 勉強 めんどくさい
こんなキーワードでググりたくなるわけですw
単語帳をカベに投げつけたくなったりとか。投げませんでしたけどw
資格試験をやめて発音練習したら楽しくなった
なんだかんだ言いつつも私はTOEIC930を取りまして、それ以降は英語の資格試験に挑戦するのを止めました。自分が属している集団では930点あれば十分自慢できるスコアなのでw
そして、英語への新しい興味が沸いてきました。
- 発音がイマイチの私は、知らず知らずのうちに相手に聞き取りの負担を与えているのでは?
- 聞き取りやすい発音を身に付けるのはある意味、相手への気づかいではないか?
このように感じて、発音の練習を始めました。
例えば映画のワンシーン、TEDプレゼン、有名アーティストのインタビューといった、自分が興味を持った英語の素材をモノマネするとか。
そうしたら、英語が楽しくなってきたんですよね。
テンションが高いネイティブのしゃべりをモノマネしたら自分の #英語発音 にブレイクスルーが起きるかも…とちょっとだけ期待しながら野球の実況中継をコピーしてみました。
— ひろし(Hiro)@英語x中年サラリーマン (@salary5man) January 13, 2021
結果、楽しかっただけで何も起きませんでしたw
「大谷がまたやった!」#EnglishCentral pic.twitter.com/r6x7mV7iJF
TEDの完コピ(ほんの一部だけw)を目指して少し練習してみた。
— ひろし(Hiro)@英語x中年サラリーマン (@salary5man) May 7, 2021
自分ではできているつもりでも、録音して聞いてみると、思っているよりシンクロ率が低いことに気づく💦
イントネーション(音程)のズレ、リズムがモタったりハシったり…ってバンドだったらクビになるレベルだなと思ったりw pic.twitter.com/N50rifudQZ
まあ、何やってんだという感じですがw
発音の練習は、単語や文法といった知識を身に付ける勉強と違って、呼吸や喉・口の使い方といった技術(スキル)を身に付ける、ある意味スポーツみたいなもの。
そして、そのような質の違いに加えて、
- 英語で相手とより良くコミュニケーションしたい!
- ネイティブのような発音に近づきたい!
という、より統合的動機付けに近いモチベーションになったことが、英語が楽しくなってきた理由だと思っています。
英語は楽しいと感じる勉強方法ならモチベーションが続く
資格試験(TOEIC)が目的だった私が、発音の練習をするようになったら英語が楽しくなってきたというお話をしました。
これは、モチベーションが道具的動機付けから、より英語学習に望ましい統合的動機付けになったことが理由のひとつだと思っています。
で、英語が楽しくなってきた理由のもうひとつは、やはり学習方法そのものが自分にとって楽しいから。
誰かにとっての「最強」の英語学習法は自分にとっても最強とは限らない
誰かが「これが最強の英語学習法!」と言っていても、それが自分にとっても最強だとは限らないと思うんです。
- 英語を勉強する目的
- 英語の勉強を始めたときの英語力
- そして最終的に求める英語力
これらって人それぞれですよね。
まあ、そんなことを言いながら私自身も英語初心者にオススメの勉強方法を提案させていただいていますがw
【何から?】一から英語勉強したい人が最初にやるべき3つのコトとおすすめ教材ただ、自分で言うのもなんですが、▲この方法はこれから英語の勉強を始める人にとってはリーズナブルで割と真実だと思っています。
…話を戻しますが、例えばTOEICでハイスコアを取りたい人にとってはTOEICに良く出る英単語や表現を覚えるのが優先ですし、海外旅行を楽しみたい人は旅行で使う表現を覚えるのが優先ですよね。
また、学生時代に英語が得意だった人と苦手だった人では、スタート時点の英語力にも相当の違いがあるはず。
だから、だれかが「この本は最強!」「この方法が最強!」と言っていても、レベルや目的にあっていないと、
『これって自分が今やるべきことなんだろうか…?』
『やっぱり英語の勉強は続かない・疲れた・辛い…』
とモチベーションが削られていきます。
ですので、楽しくないな…と感じたら、
- 英語を勉強する目的
- 自分の今の英語力
- そして自分が最終的に求める英語力
こういった点をあらためて確認して、勉強方法を変えてしまって良いと思います。
それは、挫折ではなくあくまで方法を変えるだけなので。
英語学習の方法は違っても結果は同じ
上の動画は、新しく言語を学ぶ秘訣についてのTEDプレゼン動画です。
このプレゼンターによると、複数の言語を身に付けた100人に学習方法をたずねると、100通りの答えが返ってくるそうです。
- 発音のマネから入る人
- まず500単語を覚える人
- いきなりオンラインで会話する人w
このように、みなさん自分が楽しい・やりやすいと感じる方法で新しい言語を勉強しているということなんですね。
そして重要なのが、みんな同じような成果を得ている。
英語学習の方法は人それぞれでも、結果的にはみんなその言語を身に付けることができているということです。
英語学習コーチングを受けるのもあり
ただ、自分が楽しい・やりやすいと感じる学習方法がよくわからない、学習方法を探して遠回りしたくないという人もいると思います。
まあ、誰でもムダなく最短距離で英語を身に付けたいですよねw
そんな人には英語学習コーチングを受けることをオススメします。
英語学習コーチングは、ユーザーの目的や目標にあわせた効果的な学習方法の提案や、進捗へのフィードバックを行サービス。
近頃、英語学習コーチングを提供する会社が増加してますので、英語学習者がこのようなサービスを利用することが一般化してきたということでしょう。
英語学習コーチングの相場は、目指すレベルや目標達成までの期間によって異なるものの、20万円や50万円(!)など。
まあ簡単には手が出せない金額ですねw
そのうち、格安料金で気軽に始められるのはスピークバディ パーソナルコーチングです。
このように相場よりかなり安いですよね。
カウンセリングは無料ですので、勉強方法がわからない、時間をムダにしたくないといった人は一度カウンセリングを受けてみることをオススメします。
コーチングの詳しい内容については公式サイトをご覧ください。
▼公式サイト
最短距離で目標達成へ「スピークバディ パーソナルコーチング」
【英語の勉強】モチベーションが続かない・疲れた・辛い…そんな時は?まとめ
『英語の勉強が続かない・疲れた・辛い…』とったモチベーションの低下は英語学習につきもの。
そんな悩みにぶつかった時は、
- 英語学習の動機を見直してみる
- 学習方法を見直してみる
こういったことで悩みを解決できる場合があります。
それは、英語を話す人たちを理解したい、英語の文化そのものに興味があるといった「統合的動機付け」があると、英語学習へのモチベーションがより強くなって、学習効果も高くなるから。
また、
- 誰かにとって「最強」の英語学習法が自分にとっても最強とは限らない
- 言語を身に付けた100人に勉強方法を聞くと100通りの答えが返ってくる
- 勉強方法は違っても、結果としてみな同じように言語を身に付けている
なお、学習方法がよくわからない、遠回りしたくないという人には英語学習コーチングがオススメ。
コーチングとしては格安で気軽に始められるのはスピークバディ パーソナルコーチングです。
カウンセリングは無料ですので、一度カウンセリングを受けてみることをオススメします。
コーチングの詳しい内容については公式サイトをご覧ください。
▼公式サイト
最短距離で目標達成へ「スピークバディ パーソナルコーチング」
以上、英語の勉強が続かない・疲れた・辛い…そんな時は?でした。