この記事では、
「英語を話せるようになりたいけど何からやればいいのかわからない」
「学校で習ったこともほとんど忘れてしまった」
という社会人が最初にやるべき勉強法をオススメ教材とあわせてお話します。
はたして、一から英語を勉強したい社会人がまずやるべき3つのことって?
えいさら
社会人になってから長年英語とは無縁だった私ですが、英語に目覚めて独学でTOEIC930点を取得し、会社の国際部門で英語を使った仕事をしています。
私の英語学習を振り返ると、英語を身に付けるまでに結構な遠回りをしてきました。
えいさら
特に社会人の英語学習では、
最初からレベルの高い教材に手を出してしまいがち。
しかし、自分の英語力に合わない教材だと、
「やっぱ自分には無理!」となって、
挫折する可能性がぐっと上がってしまいます。
つばさ
えいさら
この記事ではそんな私自身の経験を踏まえ、
一から英語を勉強したい社会人がまずやるべき「たった3つ」のこと
を、オススメ教材とあわせてお話します。
あなたは本当に一から英語を勉強すべき社会人?
ところで唐突ですが、
あなたは本当に一から英語を勉強すべき社会人なのでしょうか?
つまり、
この記事でお話しすることが今のあなたに本当に役立つのか?
あなたのお金と時間をこれ以上ムダにしないため、
最初にチェックさせてください。
では、以下の文を英語にしてみてください。
私は昨日、図書館に行きました。
・
・
・
・
・
・
答えは、
I went to the library yesterday.
です。
ではもうひとつ。
あなたはニューヨークに行ったことがありますか?
・
・
・
・
・
・
・
答えは、
Have you ever been to New York?
この2つの文を、
- 考え込まずにスラスラと、
- しかも相手に通じる発音で言えた
という人は、この記事から何も得るものがない可能性がありますので、より高いレベルの勉強法やオススメ教材も紹介した以下の記事をご覧ください。

一から英語を勉強したい社会人が最初にやるべき3つのコトとその理由
一から英語を勉強したい社会人が最初に到達到達したい目標は、
中学英語をしっかりと思い出して、それを使いこなせるようになる。
そして、そのためにまずやるべきことは以下の3つです。
「え? いまさら中学レベルなんて…」
「中学レベルの英語なんて役に立つの…?」
と思った人のために、まずはその理由をお話します。
社会人がまずは中学英語をマスターすべき理由
社会人がなぜ今さら中学英語をマスターすべきなのか?
その理由は、
英単語や英文法を知識として持っていても、それを使いこなすレベルに至っていないから。
先ほど挑戦していただいた2つの英訳、
私は昨日、図書館に行きました。
I went to the library yesterday.
あなたはニューヨークに行ったことがありますか?
Have you ever been to New York?
この2つはどちらも中学で習うレベルです。
ぱっと英訳できなかったけど、答えを見て、
「ああ、なるほど…」
と納得感があった人も多いかと思います。
これがつまり、
英単語や英文法を知っているが使いこなせていない
という状態です。
また、中学レベルの英語なんて役に立たないと思われがちですが、
- 中学の英文法があれば十分に会話できる
- 中学レベルの英単語+カタカナ英語があれば、会話で使われる英単語の9割をカバーできる
これが真実です。
一から英語を勉強したい社会人はまず、
中学英語をしっかりと思い出して、それを使いこなせるようにする。
これについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。



では「一から英語を勉強したい社会人がまずやるべき3つのこと」を具体的にひとつずつお話します。
1. 中学英語の復習
一から英語を勉強したい社会人が最初にやるべきことの一つ目は、中学英語の復習。
しつこいですが、
「中学レベルの英語なんて意味あるの?」
「いまさら中学レベルなんて…」
そんな固定観念は捨てましょうw
このステップで使う教材には「大人のやり直し英語」系の本がおすすめです。
私がオススメする1冊は、
です。
中学3年間で習う英語をコンパクトにまとめた本はいくつか出ていますが、
比べてみたところ、最もページの構成が見やすくて解説が分かりやすいのがこの本でした。
中学で一度習っている内容なので、英語がメチャクチャ苦手だったという人を除けば、ひととおり読んで内容を思い出すだけでも十分です。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」を読んで、さっさと中学英語の復習を終わらせてしまいましょう。
2. 英語の発音
一から英語を勉強したい社会人が最初にやるべきことの二つ目は、英語の発音。
私たち日本人は、レベルの高い英単語や文法を覚えることに目が行ってしまい発音の練習が疎かになりがち。
でも、
英語の発音練習はできるだけ早い段階でやるべきです。
実は私も発音を後回しにしていたタイプですが、
英語学習のある段階でリスニング力に打ち止め感を感じることに…
もしかして発音を疎かにしてきたのが原因ではと考え、英語の発音を集中的に練習。
すると見えない壁が破れ、リスニングのスコアがぐっと上がりました。
ただひとつ、
この段階での発音の練習は、ほどほどで良いです。
それは、
私たちがネイティブ並みの発音を身につけるには途方もない努力が必要だから。



英語の発音は最低限、
- 子音ひととおり(特に舌の位置)
- あいまい母音シュワ(ə)
このあたりをしっかり身に付けておけば、発音が原因で相手から聞き返されることはあまりないでしょう。
英語の発音でオススメの教材は、
です。
この本には、そのタイトルどおりDVDが付属しています。
DVDには、母音・子音それぞれネイティブスピーカーの口元をアップした動画が収録されていますので、
文字やイラストではわかりにくいネイティブスピーカーの連続的な口や舌の動きを見ることができます。
また、冊子に掲載されている説明やイラストも、他の本より丁寧でわかりやすいです。
3. 瞬間英作文トレーニング
一から英語を勉強したい社会人が最初にやるべきことの三つ目は、瞬間英作文トレーニング。
これまでのステップで、中学レベルの英文法、そして英語の発音を身につけてきました。
この最後のステップでは、知識として身に付けた中学英文法を相手に通じる発音で使いこなせるようする。
つまり、
「知っている」を「使いこなせる」に変えます。
瞬間英作文トレーニングは、
- 簡単な日本語文を
- 次々と、そしてできるだけ早く(瞬間的に)
- 中学レベルの英文法・英単語を使って英訳する
というシンプルなトレーニング。
このトレーニングをすれば、
文法無視、単語の羅列で何とか意思疎通はできるブロークンイングリッシュ
↓
フルセンテンスで、しかも正しい英文法で話せる
と目に見えて変化を感じるはず。
このトレーニングでオススメな教材は、
です。
この一冊があれば、中学レベルの英文法をひととおり網羅できます。
一から英語を勉強したい社会人が最初にやるべき3つのこと まとめ
私がオススメする「一から英語を勉強したい社会人が最初にやるべきこと」は以下の3つ。
- 中学英語の復習
- 英語の発音
- 瞬間英作文トレーニング
中学レベルの英語なんて役に立たないと思われがちですが、
- 中学の英文法があれば十分に会話できる
- 中学レベルの英単語+カタカナ英語があれば、会話で使われる英単語の9割をカバーできる
これが真実です。
そして、私がおすすめする教材は、
この3つ。
一から英語を勉強し直したい社会人は、この3つの教材を使って、
中学英語をしっかりと思い出して、それを使いこなせるようになる。
これを最初の到達点にしましょう。
以上、一から英語を勉強したい社会人がまずやるべき3つのことって?おすすめ教材は?でした。