TOEICは受験者の英語力を測るテストですが、他の資格試験と同じように「問題慣れ」もテスト結果に大きく影響してきます。
この「問題慣れ」には、質の高いTOEIC模試・問題集を解きまくるのが一番の方法です。
世の中にはたくさんのTOEIC問題集があります。
その中で私がおススメするのは、「公式問題集を超えた」と言われるTOEICテスト新形式精選模試です。
この記事では、独学でTOEIC900点を超え会社の国際部門で働く私が、
TOEICテスト新形式精選模試をおススメする4つの理由
をお話しします。
TOEICテスト新形式精選模試とは
精選模試はTOEIC満点講師陣による問題集
まずは、私がオススメするTOEICテスト新形式精選模試を簡単に紹介します。
この通称「精選模試」は、日頃からTOEIC対策スクールで教壇に立っている講師陣による問題集です。
もちろん、彼ら自身も毎回のようにTOEICを受験。
990点(満点)を何度も取得しています。
精選模試は、リスニングとリーディングが別冊になっています。
どちらも、TOEIC本番テストと同形式の問題が
100問× 5回分=計500問
と、たっぷり収録されています。
しかし、すでに様々なTOEIC問題集が販売されている中で、なぜ【精選模試】なのか?
まえがきに、著者の思いが書いてあります。
「公式問題集や類似の問題集がたくさん出版される今、この問題集を作る意味は何か?」
――その答えがそのまま、本書の特徴となっています。
公式問題集に収録されている問題は、実際に行われるTOEICとは、出題傾向や難易度においてすこし「ずれ」があるということを、私たちは毎回受験して感じています。
その点、本書は新形式導入後を含めたここ数年の出題傾向を網羅しており、いわば現段階での「TOEICの実際の姿」をより正確に映し出しています。
したがって、学習者のみなさんは「無駄なく、もれのない」準備ができます。
この5つの模試にじっくり取り組めば、本番でどんな問題にも対応できる実力が身につくはずです。
そういう意味で「公式超え」の問題集と言えるでしょう。
このように、巷で、そして著者の講師陣みずからも「公式超え」と語るこの精選模試。
具体的に何が優れているのか?
TOEICテスト新形式精選模試をおすすめする4つの理由
1. 精選模試は公式問題集よりも解説が丁寧
TOEIC公式問題集は、TOEICを開発・運営しているETSが出版している、世界で唯一、本物の問題が収録された問題集です。
公式問題集には、
- なぜこの選択肢が正答になるか
- なぜ他の選択肢では誤答になってしまうのか
が1問ごとに解説されています。
しかし精選模試はそれだけではなく、さらに深く踏み込んで、
正答を導くための問題の解き方
をプラスしています。
つまり、精選模試なら、
「どうやってこの問題を解けば正しい答えにたどり着けるのか?」
という過程も知ることができます。
日頃からTOEICの受験指導をし、TOEICの問題を知り尽くした講師たちならではの貴重な情報。
スコアアップを狙うTOEIC受験者にとって必読です。
2. 精選模試には問題ごとの正答率がある
精選模試にあって公式問題集に無い機能として「正答率」があります。
精選模試の正答率は、著者陣が講師を努めているスクールの受講生のデータを基にしたもの。
正答率で問題の難易度がわかる
「正答率がわかるとどんなメリットがあるの?」
正答率がわかると、その問題の難易度がひと目でわかります。
正答率の使い方
TOEIC模試を使った「問題慣れ」には、復習が大切です。
これは、同じ問題を何度も解きなおすことで、TOEICの問題形式や出題傾向が自然に体に染み込んでいくからです。
そして、問題の復習にこの「正答率」を利用することで、自分のレベルに合った効率的な復習が可能になります。
具体的には、
この正答率を復習の優先順位付けの指針にします。
例えばTOEICスコア500点超えを目指している人にとって、正答率20%の難しい問題はそれほど重要ではありません。
むしろ、正答率が高い簡単な問題を確実に解くための努力をしたほうが、目標達成への早道になります。
また、難問の正答率を知ることで、
「正答率20%だったら、今の自分がこの問題を間違えても仕方ないな・・・」
と、間違えた際の精神的なショックも和らぎます。
えいさら
3. 精選模試の予想スコアは精度が高い
公式問題集の予想スコアはおおざっぱ
公式問題集には、正解した問題数からTOEIC予想スコアを算出する「換算表」が付いています。
しかしこの換算表、例えば、
リスニング正答数:41~45問
↓
予想スコア:155~230
といったように、予想スコアがかなり「おおざっぱ」。
公式問題集のスコア換算表は、正直あまり使えないんですよね・・・。
精選模試の予想スコアは5点きざみ
その点、精選模試なら、
正答数:41問
↓
予想スコア:230
といったように、スコア5点きざみでズバリ予想スコアを出すことができます。
精選模試の予想スコア精度
そして、この精選模試の予想スコアは精度がとても高いです。
以下は、私がTOEIC本番テスト直前に精選模試リスニングを解いて出た予想スコアです。
TEST No. | 正答数 | 予想スコア |
---|---|---|
TEST 1 | 88 | 465 |
TEST 2 | 83 | 435 |
TEST 3 | 90 | 470 |
そして、このあと実際に受けたTOEIC本番のリスニングスコアは470点。
つまり、精選模試の予想スコアとほとんど同じでした。
えいさら
4. 精選模試は本番テストに近い難易度
この精選模試、Amazonのレビューを見ると、TOEIC公式問題集よりも難易度が高いというコメントが見受けられます。
この点、精選模試と公式問題集の両方を使ってみた私の感触では、確かに精選模試の方が難易度が高いと感じました。
精選模試に比べると、公式問題集の問題はやたらと素直に感じられます。
公式問題集を解いている途中で、
「この問題、実は引っ掛け問題なんじゃなかろうか?」
と勘ぐって深読みしすぎたり・・・。
ですので、精選模試は噂どおり、公式問題集に比べてひねくれた問題が多く、難易度が高いと言えると思います。
この点、精選模試の「まえがき」によれば、
- 公式問題集は、実際のTOEICと出題傾向や難易度に少し「ずれ」がある
- 精選模試の方が「TOEICの実際の姿」をより正確に映し出している
とのこと。
つまり、精選模試の難易度の高さには、
「より本番に近い問題を」
という著者のねらいが正しく反映されているからですね。
TOEICテスト新形式精選模試まとめ
TOEIC930を取得した私がおススメするTOEICテスト新形式精選模試は、
- 公式問題集よりも解説が丁寧
- 公式問題種には無い「正答率」表示
- 精度が高い予想スコア
- 本番に近い問題の難易度
と、TOEICスコアアップに役立つ機能が満載の、まさに公式問題集超えの1冊です。
リスニング・リーディングの両方を使って総合的なTOEIC対策に活用するのはもちろん、
苦手なパートを強化するために片方だけ使うのもアリです。
ぜひこの【TOEICテスト新形式精選模試】で、TOEIC目標スコアを達成していただければと思います。
>>独学でTOEIC900点を超えた私のオススメ英語学習本まとめ
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