幸いにして、仕事では、ほぼ毎日のように多かれ少なかれ英語のメールや文書を読んでいます。
しかし、英語を「話す」ということについては、残念ながら仕事でもプライベートでもあまり機会がありません。
先日、久しぶりに海外出張に行くことになりました。
ほとんど英会話をしていなかったことに不安を覚え、出張前に少しでも英会話に慣れておきたいと思い、とある英会話スクールのビジネス英語集中プログラムを受講しました。
どの英会話スクールでも、まずは入会の際に生徒のレベルチェックテストをそれぞれのやり方で行います。
その英会話スクールのレベルチェックは、IELTSのバンドスコアを参考基準としたテストとのことでした。
レベルチェックの結果、私はIELTS6.5相当というスコアをもらいました。
この6.5というスコアが、どの程度のものなのかよく知りませんでしたが、その英会話スクールのスタッフの方によると、入学時のレベルチェックでこのスコアを取れる生徒はほとんどいないそうです。(営業トークかもしれませんが)
それを聞き、歯を食いしばって英語を学習してきたお陰で、日本人の中では英語ができる部類に入れたのかなと、素直に少しうれしかったりして。
しかしながら、「IELTSってどう読むの?」というぐらいIELTSのことを知らない自分、IELSのことについてちょっと調べてみました。
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IELTSとは?
International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。
IELTSは、海外留学や海外移住する時の英語力証明に使われるテストだそうです。
日本では、いわゆる「英検」の日本英語検定協会が実施運営しているんですね。
このIELTSには、以下の2つの種類があります。
- 大学や大学院への入学を目的とした「アカデミック・モジュール」
- それ以外の研修や移住を目的とした「ジェネラル・トレーニング・モジュール」
そして、どちらのモジュールにも、
- リスニング
- リーディング
- ライティング
- スピーキング
の4技能のテストがあります。
アカデミックとジェネラルでは、リーディング、ライティングのテスト内容が違うとのこと。
ということは、リスニングとスピーキングは共通のテスト内容ということですね。
4つのテストはトータル約2時間45分。
なぜか、スピーキングのテストだけは別な日なので、近くに受験会場が無い地方に住んでいる人にとっては、ちょっと辛いですね。
受験料も25,380円(税込)と、5,000円程度のTOEICと比べると激しく高額です。
TOEIC 860点を IELTS のスコアに換算すると6.5相当?
IELTSは4技能のテストがあるのに対し、私が受けたその英会話スクールのレベルチェックは、ほぼリスニングとスピーキングだけでした。
IELTSを参考基準としつつ、IELTSと比べてかなり簡易的なテストとなっているようです。
TOEICでは、スコア860点以上が、5段階のうちの最高のAランクに位置づけられます。
このレベルチェックを受けたのは、TOEICで870点を取った約4ヶ月後でしたので、当時の私の英語力は、TOEIC受験時からさほど変化が無く、ほぼTOEIC860点レベルであったと考えられます。
よって、自分のテスト結果を基に考えると、TOEICスコア860点前後の英語力は、IELTSに換算すると6.5程度、と言えるかと思います。
ただし、あくまでその英会話スクールが独自で行っている「IELTSを参考基準とした」レベルチェックの結果ですので、実際のIELTSとの相関性の高さ、スコアの信頼性については不明です。
あくまで参考程度の情報ということで。
IELTS6.5の英語力とは?
では、IELTS6.5はどの程度の英語力を持っていると評価されているのか。
英検の公式サイトに掲載されているバンド・スコアの解釈によると、IELTSのバンドスコアは9段階で構成されています。
そして、スコア6.5は、「7 優秀なユーザー」と「6 有能なユーザー」の中間にあたります。
それぞれのスコアの評価を具体的に見てみると、
- 7 優秀なユーザー
- 時折、不正確さや不適切さがみられ、また状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を駆使する能力を有している。複雑な言語も概して上手く扱っており、詳細な論理を理解している。
- 6 有能なユーザー
- 不正確さ、不適切さ、および誤解がいくらか見られるものの、概して効果的に英語を駆使する能力を有している。特に、慣れた状況においては、かなり複雑な言語を使いこなすことができる。
引用元:日本英語検定協会ウェブサイト
私が英会話スクールのレベルチェックでもらったスコア6.5は、この2つの中間にあるということになります。
まあ、ちょっと過大な評価という感じもしますが、その下の「5 中程度のユーザー」よりはもうちょっと出来るかな・・・とも思いますので(あくまで自己評価ですが)、概ね妥当な評価と言えるのではないでしょうか。
関連記事:TOEIC860点の実力はやっぱり「英語できます」とは言えないレベル
英検の公式サイトによると、海外の大学の入学基準はIELTS6.0から6.5だそうです。
英語力だけであれば、海外の大学に入学させてもらえるかもしれませんw
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