潮の満ち引き(潮汐・ちょうせき)は、主に月の引力で起きる、海面が上昇と下降を繰り返す現象。
この潮の満ち引きを、英語ではtideと言います。
潮の満ち引きはtide
まず、このtideは英語でどう定義されているのか?
『ロングマン現代英英辞典』では、
the regular rising and falling of the level of the sea
『海面の定期的な上昇と下降』
とされています。そのまんまですが。
なお、私は英語学習に英英辞典を取り入れることをおすすめしています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
>>英英辞典のメリット|英語学習初心者にオススメなのはコレ!
満潮・干潮は英語でなんて言う?
潮の満ち引き(潮汐)は英語でtide。
では、潮が満ちる満潮、潮が引く干潮は、それぞれ英語ではなんと言えば良いんでしょうか?
答えは、
- 満潮:high tide
- 干潮:low tide
です。
tideにhigh・lowを付けるだけなので簡単ですね。
また、『潮が満ちる』『潮が引く』は、それぞれ、
- The tide comes in.(潮が満ちる)
- The tide goes out. (潮が引く)
といいます。
come in(来る)、go out(行く)と、英語にすると何だか味気ないですね・・・。
潮の満ち引き=tideに関連した英語表現
潮時表・潮汐表は英語で?
何時に満潮(干潮)になるのか知ることができるのが潮時表です。
潮汐表、潮見表とも呼びますよね。
↓このように表の形になっている潮時表を、英語ではtide table、tide chartと言います。
tide-forecastでは、なんと世界中のさまざまな場所の潮時を調べることができます。
また、↓このようにグラフ形式のものを、tide graphと言います。
出典:釣割
釣り船予約サイト「釣割(ちょうわり)」では、日本全国の潮時をこのようなグラフで見ることができます。
潮だまり=タイドプールはそのままtide pool
干潮になった時に、岩のくぼみに海水が取り残されて水たまりのようになった場所を潮だまり、カタカナ英語でタイドプールと呼んでいます。
このタイドプールでの磯遊び、小さい魚やヤドカリ、イソギンチャクなどの生き物がたくさんいて、とても楽しいんですよね。
英語学習者的にはありがたいことに、このタイドプールは英語でもそのままtide poolで通じます。
ただし、このtide poolはアメリカ英語。
イギリス英語ではrock poolになります。
英語学習者向け辞典「ロングマン現代英英辞典」では、以下のように説明されています。
tide pool noun [countable]
American English a small area of water left among rocks by the sea when the tide goes out
類義語 rock pool British English出典:ロングマン現代英英辞典
>>英英辞典のメリット|英語学習初心者にオススメなのはコレ!
潮の満ち引き=tideを使った例文
釣り好きな人はご存知のとおり、潮の満ち引きは、海釣りの釣果にとても大きな影響があります。
釣りブログではないので詳しい説明は割愛しますが、魚の釣れる釣れないが、この潮汐でかなり変わってきます。
The tide has a massive influence on sea fishing.
潮汐は、海釣りへのかなり大きな影響力を持っている
(海釣りには、潮汐による影響がかなり大きい)
According to the tide chart, the next high tide in Tokyo is at 8:00 AM.
その潮時表によると、東京の次の満潮時刻は午前8:00です。
以上、干潮・満潮・潮の満ち引き(潮汐)に関連した英語表現と、それを使った例文でした。