TOEIC600点台のスコアレベル|点数をさらに伸ばすための勉強方法も解説

TOEIC600点台のスコアレベルと勉強方法

「TOEICの600点台ってどのくらいのレベルなの?」

 

「TOEIC600点台で点数が停滞している」

 

「TOEIC600点台からさらに点数を伸ばすにはどうしたらいいの?」

この記事では、独学でTOEIC900点を超えた社会人の私が、

  • TOEIC600点台のスコアレベル
  • TOEIC600点台からさらに点数を伸ばすための勉強方法

についてお話します。

TOEIC600点台のスコアレベル

TOEIC600点台の人は、TOEICの問題を解いているとき、自信をもって答えられる問題も多少はありますが、全体的には「できた!」という手応えが感じられなかったのではないでしょうか。

また、リーディングパートは時間切れで最後まで問題を解けず、残り20問ぐらいを塗り絵したのではないでしょうか。

このように、TOEIC600点台の人は、手応えを感じないままテストが終わってしまうレベル。

でも、世間一般的に見れば、TOEIC600点台は英語がデキるほうに入りますので、自信をもっていただきたいです。

以下、その理由をTOEIC公式データから見てみます。

TOEIC600点台は英語がデキる人の部類

TOEIC公開テスト Totalスコア分布

TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2018

上のグラフは、TOEICを運営している「国際ビジネスコミュニケーション協会」」が公開しているTOEIC公開テストのスコア分布です。

ご覧の通り、TOEIC500点台が最も多く全体の約20%。

そして、その次に多いのが600点台(約19%)です。

また、公開テストの平均点は582点。

これらのことから、TOEIC600点台は、受験者の中で平均よりやや上のレベルと言えるでしょう。

 

一方で、TOEICには公開テストの他にIP TESTというのがあります。

TOEIC IP TESTは、TOEIC公開テストの過去問を使って企業や学校単位で実施される、いわゆる「団体受験」のタイプ。

 

先ほど紹介したTOEIC公開テストは、受験者が自発的に申し込むテスト。

つまり、公開テストは、英語の勉強へのモチベーションが高く、社会全体から見ればハイレベルな集団です。

 

それに比べて団体受験のIP TESTは、

「なんで俺が英語のテストを受けなきゃなんないんだよ」

と不平を言いながら強制的に受験させられている、英語に無関心な社員・生徒が多く含まれていると考えられます。

つまり、IP TESTのほうが、より社会全体の英語力を反映している、と言えます。

そして、このIP TESTのスコア分布が下のグラフです。

TOEIC IPテスト Totalスコア分布

TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2018

TOEIC IP TESTでは、300点台~400点台が分厚い層を作っています。

平均点も、公開テストより100点以上も低い467点。

 

TOEIC600点台は、このIP TESTの中では上位23%に入ります。

つまりTOEIC600点台は、4~5人に1人しかいないレベル。

社会全体で見れば、英語がデキる人の部類に入ると言えるのではないでしょうか。

TOEIC600点台は英検2級程度のレベル

TOEIC-英検取得級別受験者数と平均スコア

TOEIC®プログラム DATA & ANALYSIS 2013

上の表は、TOEICの点数と英検の級の相関性を示す調査結果です。

このデータによれば、英検2級を持っている人のTOEIC平均スコアは528点。

そして、準1級を持っている人の平均は716点です。

この平均スコアだけ見ると、TOEIC600点台は英検2級よりも準1級に近いレベルに見えますね。

 

これは私の感覚ですが、英検準1級の難易度は、TOEIC600点台よりかなり高いです。

英検準1級は、出題される英単語のレベルが高く、さらに英語での面接もあるため英会話力も求められます。

TOEIC600点台は、ちょっと控えめに英検2級程度のレベルと考えた方がよさそうです。

 

ちなみに英検の公式サイトによれば、この英検2級は高校卒業程度、大学入試レベル。

つまり、TOEIC600点台は、大学入試に挑戦する現役の受験者と同じぐらいか、それよりやや高い英語力と言えます。

やはりTOEICは700点レベルを目指したい

TOEIC600点台は、社会全体で見れば4~5人にひとりしかいないレベルの英語がデキる部類。

しかし、

「履歴書に書くなら最低でも700点レベル」

「グローバル企業の求人は730点以上」

と言われるように、英語力を武器にするにはやや足りないレベル。

やはり少なくともTOEIC700点レベルを目指したいところです。

TOEIC730点以上なら、TOEIC5段階評価A~Eの上から2番目のBランク入り。

就職・転職の際に応募の選択肢が増えるといったメリットが見えてくるレベルです。

TOEIC730点レベルの実際の英語力・一般的な評価とは?

>>TOEIC730点レベルの実際の英語力・一般的な評価とは?

TOEIC600点台からさらに点数を伸ばすための勉強方法

TOEICで点数を100点アップするためには、200~300時間の勉強が必要と言われています。

700点台を取るためにはこのぐらいの勉強時間を費やす覚悟が必要です。

【ズバリ】TOEICスコアアップに必要な勉強時間って?効率よく学習時間を稼ぐ方法とは?

>>TOEICは何時間勉強すれば点数がアップするのか?目安を教えます

私は会社の国際部門で働く一方、社員の英語対応力の強化にも携わってきたので、たくさんの人のTOEICスコアや英語力を目にしてきました。

その経験から言うと、600点台の人はすでに基本的な英文法・英単語をおさえているはず。

ですので、TOEIC問題集に書かれている解説文を読んで「ああ、なるほど!」と理解できるレベルではないでしょうか。

  1. TOEIC頻出の英単語をしっかりと抑える
  2. TOEIC問題集を解きまくる

この2つのTOEIC対策をしっかりやれば、700点レベルに到達するのは難しくないでしょう。

ただし、文法・英単語・リスニングなどで特に苦手な部分があると、それがスコアアップを妨げる原因になりかねません。

まずは特に苦手な部分がないかをチェックして、ある場合はそれを潰してからTOEIC対策に進むのをオススメします。

アビリティーズ・メジャードで何が苦手かを把握する

TOEICアビリティーズ・メジャード

TOEICを受けたことがある人は、TOEICスコアの公式認定証と一緒に、アビリティーズ・メジャード(ABILITIES MEASURED)が書かれたシートを郵送で受け取っているはずです。

英語の苦手な部分を把握するために、アビリティーズ・メジャードを活用します。

 

アビリティーズ・メジャードには、受験者全員の平均正答率と、あなたの正答率が示されています。

記載されている正答率は、リスニング、リーディングそれぞれ5項目です。

TOEIC600点台は、TOEIC公開テスト受験者の中では平均よりやや高いスコア。

ですので、英語力のバランスが良ければ、あなたの正答率はどの項目でも平均かそれをやや上回るはずです。

しかし、平均正答率と比べて極端に低い項目がある場合は、それがTOEICのスコアアップを妨げる原因になる恐れがあります。

 

このようにアビリティーズ・メジャードで苦手な部分が把握できたら、その部分を潰すための勉強に入ります。

以下、苦手な項目別にお話します。

1. 語彙力(英単語力)が足りない

TOEIC600点台で語彙力(英単語力)が足を引っ張っている人は、中級者レベルの英単語がまだまだ身についていない可能性があります。

ここは、TOEIC頻出の英単語をまとめた英単語帳を使い、集中的に英単語力アップを図るべきでしょう。

オススメの英単語帳は「銀のフレーズ」

ここでオススメしたい英単語帳は、銀のフレーズ

銀のフレーズは、過去に40回以上TOEICを受けた著者が、自身の経験を基に、実際のTOEICテストでよく出る重要な英単語1000語をまとめたもの。

収録されている例文は、TOEICを毎回受験している著者が書いただけあって、いかにもTOEICに出そうなものばかりです。

銀のフレーズは、TOEIC600点をめざす人向けの英単語帳。

しかし、たとえTOEIC600点台が取れても、このレベルの英単語をたくさん取りこぼしている可能性があります。

まずは銀のフレーズの収録単語をしっかりと身につけてから、次のステップに進むことをオススメします。

2. 英文法の理解が足りない

TOEIC600点台で英文法の理解が不足していると、TOEIC模試で文法問題の解答を見ても、

  • なんでこれが正解になるのかわからない
  • 解答の説明を読んでもよくわからない

という状態ではないでしょうか。

英文法の理解不足でTOEIC600点台にとどまっている場合は、高校で習うレベルの英文法がしっかり身についていない可能性が高いです。

高校レベルの英文法までカバーする「All in One Basic」

私が英文法の勉強でオススメするのはALL IN ONE Basicです。

このALL IN ONE Basic、実は純粋な文法書ではありません。

  • 英単語
  • 英熟語
  • 英文法
  • リスニング

これらを1冊で習得できることを売りにした、つまり「オールインワン」な教材。

ですが、英文法がとてもわかりやすく解説されているため、私もこのシリーズで文法を復習しました。

最後に、『ALL IN ONE Basic』をマスターすると、どれくらいの「英単語・熟語」「英文法の項目」が身につくのかを具体的に見てみよう。

まず、英単語・熟語は「2100語」覚えられる。単語・熟語のレベルは、中学3年~高校2、3年生レベル。だから、英検で言えば、準2級から2級のレベル

「文法」については、「これだけ身につけておけばもう一生困らない」というぐらいに、大事な項目がきちんと網羅されている。

3. リスニングが苦手

最後に、リスニング項目の正答率が低い場合。

TOEIC600点台で足踏みしている人は、リスニングパートの会話問題の理解度が、

  • なんとなく話題がわかる時もある
  • でもやっぱり正直あまり聞き取れない

といったレベルではないでしょうか。

リスニング不足ならTOEICリスニング問題を聴きまくる

まず考えられるのは、リスニング量の不足。

とにかくリスニング量を増やすことが大切です。

TOEICスコアアップには、TOEICのリスニング問題を素材にするのが手っ取り早いです。

質の高いTOEIC問題集を手に入れたら、何度も問題を解きなおす。

そして、音源をスマホに入れて、精聴・音読・スキマ時間での聞き流しと徹底的に活用する。

これによって、TOEICリスニング問題の形式に慣れつつ、リスニング力そのものをアップしていきます。

 

TOEIC公式問題集は、TOEIC本番テストと同じナレーターが問題の読み上げを担当していますので、リスニング問題の「声なれ」に最適です。

また、私が特にオススメしたい問題集はTOEIC新形式精選模試 リスニング

ていねいな解説、予想スコアの精度といった点で「公式問題集を超えた」と言われているTOEIC問題集です。

ナレーターはTOEIC本番テストと同じではありませんが、これ1冊にリスニング問題がなんと500問も収録されています。

意外と盲点なのが英語の発音

リスニングの正答率が低い場合、まず疑われるのはリスニング量の不足。

しかし、意外と盲点なのが英語の発音です。

一般的に、自分が発音ができない音は聞き取れないと言われています。

そして私自身、リスニングの点数に打ち止め感があった時に、発音練習したらリスニングの点数がすっと上がったという経験があります。

英語の発音は、日本語のそれとはかなり違うためカンペキさを求める必要は無いと私は思っています。

しかし、ある程度は身につけておかないと、いつか見えない壁に阻まれます。

ちょっと遠回りに思えるかもしれませんが、将来的に高い英語力の獲得を目指すなら早い段階で発音を身につけておくのがオススメです。

以下の記事では、英語の発音を学べる本をいくつか紹介しています。

英語の発音学習にオススメな売れ筋の本3選

>>英語の発音学習にオススメな売れ筋の本3選

TOEIC対策をする

アビリティーズ・メジャードを活用して苦手な部分を補強したら、TOEICで700点以上を取るために以下の対策をします。

  1. TOEIC頻出の英単語をしっかりと抑える
  2. TOEIC問題集を解きまくる

以下、それぞれを具体的にお話します。

1. TOEIC頻出の英単語をしっかりと抑える

まずは、TOEICに頻出する英単語をしっかりと抑えます。

ここでオススメする英単語帳は金のフレーズです。

さきほど紹介した銀のフレーズの上位版にあたります。

こちらも実際のTOEICテストでよく出る重要な英単語1000語をまとめたもの。

金のフレーズの想定読者はTOEIC500点以上、そして収録単語は900点レベルまでカバーしています。

600点台の人が700点台以上を目指すのにピッタリなレベルでしょう。

これをやり込めば、TOEICに出てくる英単語のかなりの割合をカバーすることができます。

2. TOEIC問題集を解きまくる

TOEICでは、TOEIC特有の問題形式に慣れる「問題慣れ」も大きく点数に影響します。

ですので、質の高いTOEIC問題集を手にいれたら、何度も何度も解きまくる。

これによって、TOEICの出題傾向が掴めるようになり、さらにリーディングパートでの時間配分の感覚も身につけられます。

さきほどリスニングが苦手な人用の教材として紹介したTOEIC公式問題集や精選模試がオススメです。

スマホアプリでスキマ時間を有効活用

TOEIC600点台を700点台まで上げるためには200~300時間の勉強時間が必要。

でも、忙しい生活の中で何時間も英語の勉強時間を確保し続けるのは難しいですよね・・・。

できるだけ短期間で目標の点数を達成するためには、スキマ時間の有効活用がカギ。

上で紹介した苦手な項目ごとの勉強に加えて、アプリを使った勉強を取り入れることをオススメします。

 

スキマ時間の活用に最強のTOEIC対策アプリはスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースでしょう。

このTOEIC対策コースの主軸となる「神授業」の動画は、TOEIC点数アップのコツを抑えた内容で、いずれも長さが5分程度とコンパクト。

また、演習問題は、TOEIC本番テストに限りなく近いクオリティかつ1セクションをほんの数分で終えることができます。

通勤時間や昼休みはもちろん、信号待ちやエレベーターでの移動時間に演習問題を1問解いたりなど、スキマ時間の有効活用を徹底的に追及したアプリです。

【スタディサプリTOEIC】デメリットが3つあっても最強な理由とは?口コミ・評判は?

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TOEICテスト対策コース

TOEIC600点台のスコアレベルと点数をもう一歩伸ばすための勉強方法まとめ

TOEIC600点台は、社会全体でみれば英語がデキる人の部類。

英検では、控えめに言えば2級レベル(高校卒業レベル・大学受験レベル)にあたります。

でも、英語を武器にしたいなら、メリットが見え始めるTOEIC700点レベルを目指したいところ。

 

TOEIC700点台まで点数を上げるには、英語の勉強に200時間~300時間かける覚悟が必要です。

まずは、TOEICスコア公式認定証と一緒に送られてくるアビリティーズ・メジャード(ABILITIES MEASURED)を活用して、英語の苦手な部分を潰す。

そして、TOEIC対策として、

  1. TOEIC頻出の英単語をしっかりと抑える
  2. TOEIC問題集を解きまくる

TOEIC600点台は、英語習得のメリットを感じるTOEIC700点台まであと一歩です。

この記事が、あなたのTOEICスコアアップに役立てば幸いです。

以上、TOEIC600点台のスコアレベルと、点数をさらに伸ばすための勉強方法についてでした。

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